Philosophy 病院理念
「自分らしさをとりもどす、
精一杯のお手伝い」
理事長
2022年4月、大阪たつみ病院は“大阪たつみリハビリテーション病院“に改名いたしました。これまで回復期リハビリテーション病棟(76床)と障害者一般病棟(44床)で診療を行って参りましたが、2022年1月より全病床(120床)を回復期リハビリテーション病棟に転換して、大阪市における脳血管系、運動器リハビリテーションを重点的に担っていくことに致しました。
わが国は世界有数の長寿国であり、2025年には人類が経験したことのない超高齢化社会になります。一方、一億総活躍社会を目指していますが、そのためには「健康長寿」である必要があります。しかしながら、疾病や外傷から起こってくる障害を持ちつつ生活される方々も多くいらっしゃいます。リハビリテーション医療は正にこの障害のある人々を身体的,心理的,社会的に最大限度にまで回復させることを目指しています。当院では患者様が“自分らしさ”や“日常”を取り戻すために、医師とともに看護師・介護士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・社会福祉士・薬剤師・栄養士・歯科衛生士等の専門スタッフがチームとなり安全・安心で質の高い治療に取り組んでいます。
「患者さま」「家族」「地域」「医療・介護」の4つの想いをひとつにし、回復期リハビリテーション病院として地域で信頼され、必要とされる病院となるよう努めてまいりますので宜しくお願い申し上げます
2022年4月1日
院長
大阪たつみリハビリテーション病院は、回復期リハビリテーション病棟のみのリハビリに特化された病院です。脳梗塞・脳出血や大腿骨骨折・脊椎圧迫骨折・人工関節置換術後などの病気・けがで急性期病院での治療が終了された患者様に、入院でのリハビリテーション医療を提供しています。2024年5月に西館の増築、東館の改修工事を完了し、より快適な療養環境で入院生活をお過ごしいただけるようになりました。また、すべてのベッドにスマートベッドシステムを導入し、ベッド上の患者様の心拍数、呼吸数がモニタリングされています。このモニタリングで睡眠されているかどうかも確認でき、夜間看護師の巡視で目が覚めるというような事態を減らせていると思います。認知機能の低下など転倒・転落リスクの高い患者様では、従来患者様の病衣や床にセンサーを置いて離床をキャッチする試みが行われていましたが、スマートベッドシステムではベッドが感知する体圧の変化で、起き上がりや離床をキャッチし、ナースコールに連動させリスクを通知することができますので、患者様ご自身やベッドの周りになんらかの器具を取り付けるといったことはなく、自然な状態で過ごしていただけます。
リハビリテーションは休みなく1年365日間提供しています。屋上テラスや屋外での歩行練習、体を天井から吊り下げるような歩行練習器や、ITを活用した治療機器など、リハビリテーション機器も充実してきました。
今後も職員一同、患者様により安全・安心な医療を提供できるよう尽力し、自分らしさを取り戻す精一杯のお手伝いを続けていきたいと思っております。
2025年1月1日
医療法人せいわ会 大阪たつみリハビリテーション病院は「働きやすい職場環境の実現と向上」を目指すため、一人ひとりを尊重し、職場環境を整え、職員の人材育成に努めています。医療や介護を業とする当法人は、障害者の雇用についても取り組みを行っており、
障害を持つ職員が看護・介護・事務職などの業務に就き働いています。
また雇用後も、当法人の担当者が障害を持つ職員と相談、または指導しながら職業能力の開発向上や障害に応じた施設設備の改善など、
職業生活の充実を図っていきます。必要な場合にはジョブコーチにより適切な支援を受けながら職場に適応していただいています。
障害も個性のひとつと捉え、個性を生かして働き、生活していける地域づくりへの貢献を目指して、障害者の雇用を今後も継続的に実施することとしています。
性別 | 障害種別 | 採用職種 |
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男性 | 身体 | 理学療法士 |
女性 | 身体 | 看護補助者 |