私たちは専門職としての知識・経験を生かし、
患者さまが自分らしさを取り戻して在宅復帰
につながるよう精いっぱい努めます。
数ある回復期リハビリテーション病院の中から当院を選択入院し、住み慣れた在宅へつなぐ支援を受けて下さる患者さま・ご家族さまの期待に応えられるよう、医師をはじめ、看護部・セラピスト・地域連携部・栄養部など多職種のチームワークを実感してもらえると幸いです。
病院の中ではいつも患者さまの今後について、看護師とセラピストが話し合っている姿は、キラキラしているように私には映ります。入院したときより出来ることが増えて在宅へつなげられることが私たちの役割です。
地域で選ばれる回復期リハビリテーション病院を目指し、日々学習と自己研鑽が出来る環境であることをお約束します。
大阪たつみ病院 看護部長
認定看護管理者
川原 イサエ
医療の視点ではなく生活の視点です。
受傷前と同じ生活に戻れないとしても、その人のもてる最大限の機能・能力を活かし、
「生活の質」を確保し、住み慣れた地域へ戻ることを支援します。
入院早期から、疾患・障害を抱えながら生活する視点で捉え、予後や退院後の生活を予測した早期介入を行なうこと。
能低下があっても、自立した生活を送り、地域で尊厳を保ちながら安心してその人らしく暮らせるよう支援すること。
これまでとは違った生活スタイルを患者さまと共に考え、患者さまがどうなりたいか、そのために何ができるのかをその人の生活の質を考慮した介入をチームで行うこと。
リハビリを行なうことで、活動量が増え食事量が不足する可能性があります。
状況に応じて栄養士と相談し、補食も含め食事量の検討を行ないます。
食器・自助具の工夫を行ない、自分で摂取できるよう介入します。
嚥下状態・摂取量・食べ残しを観察し、個別に応じた食事介助を介入します。
個別に応じたオムツの種類の選択をします。
排泄パターンをつかみ、できるだけ日中はオムツ着用を外し、リハビリパンツへの移行に努めます。
日中のトイレはできるだけ離床し、トイレでの排泄誘導を行ないます。
2回/週(月・木/火・金/水・土)
最初は身体に応じて介助介入となりますが、安全に1人で入浴が可能となれば個別入浴も可能となります。
病室から入浴室まで安全な移動手段を選択します。
生活リズムを整える目的もかねて寝衣と日中での衣類を替えています。
(院内規定あり)
1日最大3時間はセラピストが介入。
残りの時間は病棟で過ごす事が多くなる患者さまに対してリハビリ時間以外でのリハビリを病棟で取り入れています。
転帰先の選定をリハビリの進捗状況及び、患者さま・ご家族の意向も確認し、チームで支援します。
転帰先に必要な、動作の獲得を目指します。
必要に応じて、自宅への訪問を行ない、より細かい動作レベルの評価を行い、退院後も安全に生活できるよう住居環境を整えるよう支援します。